[活動内容]
食と健康を考えるフィールドワークとして、高畠町、和法薬膳研究所の菊地良一氏の農園に行き、「ゲンキナ」の収穫体験を行った。まずは菊地氏の畑で育てられた青じそや茎レタスを試食しながら、野菜の栄養について学んだ。
栄養価の高い野菜を育てるために、菊地氏が畑の土にまいている堆肥を実際に触れて体験。発酵中の堆肥は腸内環境と同じとのことで、堆肥の中に手を入れると、発酵熱を感じた。堆肥を入れた畑の土は柔らかいと聞き、実際に足で踏みながらその柔らかさを実感した。
堆肥に触れれてその感触を知ることで、畑の土の大切さを改めて学んだ後、有機農法で育てられた「ゲンキナ」を収穫した。
その後、糠野目生涯学習館に移動し、菊地氏の畑で学んだことや疑問に思ったことをグループごとにまとめて発表した。昼食は、自分たちで収穫した「ゲンキナ」のスムージーやしゃぶしゃぶ、五分付玄米ご飯、12種類の具材が入った味噌汁をいただきながら、野菜の栄養を感じることができた。
午後からは、「高畠未来創造ラボ・理想の高畠町を創造する」ワークショップを行った。地元で活動する方たちを迎え、高畠町の課題を聞きながら、それを解決してどのような理想の町を作っていくかを話し合った。各グループの発表と地元の方のお話を聞き、高畠町の未来について考えることができた。